例会報告

2017年度第1回例会
2017.1.15(日)
名古屋YWCA2階ビッグスペース
「とっておきのCDこれ1枚」
K.563 金子会員
オペラの歌詞を鑑賞しましょう
(ENGLISH NATIONAL OPERAの取り組み)
現代では珍しくなった自国語によるオペラ上演を続けているENGLISH NATIONAL OPERAで
左小林会員 右金子会員
上演されたヴェルディの「オテロ」のCD(CHANDOS CHAN368-69 EMI版もあり)を紹介されました。ご自身の翻訳になる歌詞とともに言葉の違いによる音楽への影響や、訳詞・字幕の難しさや問題点を指摘されました。
K.537 小林 会員
K466ピアノ協奏曲第20番のカデンツァいろいろ
 ピアノ協奏曲第20番はモーツァルトが自作のカンデンツァを残さなかったため、ベートーヴェンのものがよく演奏されている。しかし、多くの作曲家もこの曲のカデンツァを残しており、ミヒャエル・リッシェのCD(Profile*cl* PH09006)にはベートーヴェン、フンメル、ブラームスやブゾーニらの第1楽章のカデンツァ、第3楽章のカデンツァとしてはブゾーニ、ベートーヴェンの他にクララ・シューマンやF.X.モーツァルトのカデンツァが録音されている。

2017年度第2回例会講演会
 2017.2.11(土)2:30~
 会場:ウィル愛知
名古屋外国語大学 亀山 郁夫 学長
20世紀ロシア音楽における《抒情》の運命
~プロコフィエフとスターリン~》

待望の亀山郁夫学長による講演会の第二弾が実現しました。当日の朝まで準備をしていただいていたようです。
 前回のショスタコーヴィチに続いてプロコフィエフを取り上げていただきました。また、K.385梅垣昌子会員には膨大なCDの操作をしていただきました。「熱狂」と「ユーフォリア」そして「抒情」を切り口に、奇しくも同日に死去したスターリンの独裁下での帰国とその音楽活動、ソ連崩壊後のアシュケナージやゲルギエフによるソ連政権下での作品紹介に対する反発と受容、その悪魔的巨匠性等々について、情熱的に語っていただきました。また、ピアノ協奏曲第3番における日本音楽的色合い、神秘主義、そして、「アレクサンドル・ネフスキー」やヴァイオリン協奏曲第2番(特にジャニーヌ・ヤンセンの演奏)への思い入れ等興味深いお話も多くちりばめられていました。
また、亀山郁夫先生最新の著書を10冊プレゼントいただき、抽選で参加者に渡りました。

2017年度第3回例会
2017.3.26(日)
愛知芸術文化センター12F E・F室
  K.492 池田 会員
  宮沢賢治と音楽
 主に「セロ弾きのゴーシュ」を題材に、賢治と音楽のかかわり、作品に登場する指揮者のモデル、音楽作品の考察など興味深いお話を多くされました。なかでも賢治所有のチェロの数奇な変転には、賢治の人柄もしのばれ驚かされました。
2017年度第4回例会
2017.6.25(日)
愛知芸術文化センター12F E・F室
 K.496 天野 会員
「オペラ制作の裏事情」
~今、日本のオペラ団体が直面している諸問題~
 名古屋二期会に所属し、活発に活動されてきた経験から、オペラが舞台にかけられるまでには、何年も前
からの多岐にわたる準備があること。収支面のこと。地方都市でオペラのかかわる苦労などについて、インサイダにしか判らない諸問題をお話されました。
2017年度第5回例会
2017.9.17(日) 2:30~
愛知県芸術文化センター12F E・F室
K.459 冨田 会員 「栄養と音楽」
 講演経験が豊富な御様子で、栄養士として、多方面で御活躍されたことを踏まえ、お話の内容は多岐にわたり、興味深い事柄の連続でした。
 また、自慢の喉も聴かせていただきました。
2017年度第6回例会
2017.11.12(日)2:30~
愛知芸術文化センター12F E・F室
K.518 水谷 会員
「音楽との出会い、そして今」
 人生における音楽との出会い、人との出会い、禍福の不思議を語られました。
 真摯に生きてゆくうえで、常に存在した音楽というものの大切さを実感しました。
ハイドン:弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調『ひばり』
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387他
日時:29.5.15(月) 開演19:00(開場18:15)
会場:ザ・コンサートホール ℡ 052-204-1133
料金:一般:3,000円 会員:2,500円
学生:無料(25歳以下・要申込み)

 2013年4月に結成。これまでにマティアス・ブッフホルツ氏、プラジャーク・カルテット、シュトイデカルテット、ライナー・ホーネック氏、フォルクハルト・シュトイデ氏、ウラディミール・ブカチ氏の公開レッスンを受講。
 大学在籍中、四年連続で学内選抜による「室内楽の夕べ」に出演。第26回リゾナーレ室内楽セミナーを受講。第3回宗次ホール弦楽四重奏コンクール第3位。
 これまでに、福本泰之、桐山健志、白石禮子、天野武子、百武由紀の各氏に師事 この春、大学を卒業し、大学院や留学と新しい道を踏み出したメンバーだが、大学一年の時からカルテットを組んでいるだけに、目指す音楽性も一致しており、カルテットのあるべき姿を体現した、清新な演奏を聴かせてくれた。四人の門出を飾るコンサートを企画できたことは嬉しい。
    第105回主催コンサート
      2017.10.30(月) 7:00~
       ザ・コンサートホール 
       ヴァルト四重奏団
 
ヴァルト四重奏団
(水村さおりPf 水村浩司Vn 臼木麻弥Va 西山健一Vc)
弦楽トリオ K.404a-1&3
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番 K.478
       ヴァイオリン・ソナタ K.547
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第2番 K.493
 当初は、東京藝術大学付属高校からの同級生4人によって、モーツァルトのピアノ四重奏曲を演奏していただくという予定でしたが、ヴァイオリンの林智之さんの急逝により、延期していた企画です。
 K.573水村さおりさんの弟の水村浩司さんを迎えて実現の運びになりました。名曲ながら実演に接する機会の少ないピアノ四重奏曲をはじめ、この春、大学を卒業し、大学院や留学と新しい道を踏み出したメンバーだが、大学一年の時からカルテットを組んでいるだけに、目指す音楽性も一致しており、カルテットのあるべき姿を体現した、清新な演奏を聴かせてくれた。四人の門出を飾るコンサートを企画できたことは嬉しい。