8月12日 タンホイザー

8月12日 バイロイト3日目=タンホイザー
 
テレビ撮影が入っていたので(といっても私の席からは、ほとんどカメラが視界に入りませんでしたが)、昨年までの過激な演出が、大分柔らかくなっていたそうです。(幕間の毎年来ている某オタク談) と言っても、舞台の両側にずっと座っているだけの観客?や、相変わらずの理解に苦しむ演出には、あきれましたが。
ここまで演出がやりたい放題になってくると、いくら新たな解釈に寄るとはいえ、オーソドックスな時代考証を反映した舞台の方が、かえって注目を惹くのではないかと思えます。
 今夜の指揮者Axel Kober(ドイツの歌劇場中心に活躍中、現在ラインドイツオペラの総監督など)は、ペトレンコよりもオケを鳴らし、やっと素晴らしい合唱も聴けた(舞台の1階と2階から声のシャワーのように分厚い歌声が降り注ぎました)ので大満足でした。  また、昨日フンディング役で貫録のある声を聴かせてくれたクワンチュル・ユンが本日も休みなしで、ヘルマン役で歌ってくれたのにも驚きましたし、感心しました。

TannhauserConductor:Axel Kober
Director:Sebastian Baumgarten
Choral Conducting:Eberhard Friedrichandgraf
Hermann:Kwangchul Youn
Tannhauser:Torsten KerlWolfram von
Eschenbach:Markus EicheWalther von der
Vogelweide:Lothar Odinius
Biterolf:Thomas JesatkoHeinrich der
Schreiber:Stefan HeibachReinmar von
Zweter:Rainer ZaunElisabeth,
Nichte des Landgrafen:Camilla Nylund
Venus:Michelle BreedtEin junger
Hirt:Katja Stuber
8月 8日 「出発」名古屋セントレア 夢に見たバイロイトへ
8月 9日 ニュルンベルク 「初体験」
8月10日 バイロイト  「指環」初日「ラインの黄金」
8月11日   バイロイト2日目 「 ワルキューレ」
8月12日 バイロイト3日目 「タンホイザー」
8月13日 バイロイト4日目 「ジークフリート」
8月14日 バイロイト5日目 スタイングレーバー社」
8月15日 バイロイト6日目 「神々の黄昏」
8月16日 バイロイトからフランクフルト 「一生の思い出」
8月17日 ライン川下りとハイデルベルク 光ツア
◆8月18,19日  帰国 夢に見た旅が終わった