8月16日 バイロイトからフランクフルトへ
駅までは近くのホテルの遠藤さんと一緒にタクシーで移動。ホームでは音楽祭会場で顔なじみになった方々も多く見かけました。列車は、昨日調べた、3番線のはずが1番線に変更されていたのに気付いて、オオワラワ。無事ニュルンベルクまで、トランクの扱いに苦労しながら移動。
ここで、乗換待ちが40分あり、掲示板にホーム番号が出た時点で、移動。すでに、列車は待機しており、慌てて乗車。指定席車両と知らないまま先頭車両の前から2列目に座り、運転席からの眺めも楽しみました。(ドイツでは座席指定が入っていない席には、指定席車両でも自由に座れるようでした)
フランクフルト中央駅が終点とのんびり構えていたら、空港駅まで運行する便で、中央駅ではすぐに降りなくてはならず、荷物も多いので大いにあわてましたが無事到着。さすがこの駅は大都市だけあって、行きかう人々も多種多様、人種のるつぼと化しておりました。
ホテルの位置がわからず警官らしき人に訪ねて、住所を見せて大体の位置を教えてもらい何とかチェックインできました。今回もバスタブなしのシンプルなホテルでしたが、バイロイトのホテルに比べれば最低限の機能はそろっているので、もうそれだけで天国です!
かなり遅くなった昼食は、遠藤さんと一緒に、一度くらいは豪華に食べようと、イチかバチかで、行きあたりのお店に入り、2種類のスープと、2種類のステーキ(合計560g)、生野菜サラダ、キノコ炒めを一気に注文しました。
口にするまで味が心配でしたが、一口で、ヤッター! 2種類(トマト系と栗クリーム)のスープは、バイロイトのお店に、勝るとも劣らず、お肉はいわゆる霜降りではないのですが、とても香ばしく焼かれて、完食!
メイン通りの角にあったDonaMenteという大きなお店でしたが、2時過ぎに入ったのでとてもすいており、ゆったりできました。
小憩後、街を散策するも、疲れで、私は早めにホテルへもどり休憩を取り、部屋で軽く食べた頃に、健脚の遠藤さんも戻り、夜が更けるまで音楽談義となりました。
8月17日 ライン川下りとハイデルベルク観光ツアー
ドイツ最後の一日は、遠藤さんと連れ立って、ライン川下りとハイデルベルク観光 11時間のフランクフルト発着の日本語ツアー、総勢15名でした。滞在23年というベテランガイドの、とても丁寧で詳しい案内で、中央駅を8:00にバスに乗って出発。 |
まずはバスでリューデスハイムへ行き船に乗ります。乗船までの小1時間、ラインの真珠ともいわれるこの小さな美しい町を散策しました。
10:15 KDラインの観光船に乗り込み、ゆったりとライン川を下ります。
右に左に、小さな美しい町が次々と現れ、小山の上や崖に古城も見えます。両岸にそって鉄道も走っているので、予想外に飽きることなくその景色を楽しむことができました。
有名なローレライを過ぎてト・ゴアールで11:55下船し、少し歩いてバスに戻り、2時間ほどかけてドイツ最古の大学都市ハイデルベルクへ向かいます。
ライン川の支流であるネッカー川に沿ったハイデルベルクは、川沿いに細長く広がった人口15万人の街です。
大学を中心にした旧市街の一部を巡り、ひとまず自由行動となり、かなり遅い昼食を取った後は、残り少ない時間を歩き回りました。
その後16時に再集合してケーブルカーで丘の中腹にそびえたつハイデルベルク城へ入城し、城内を巡ります。
特に展望台からの眺めは、天気が良かっただけに印象に残るものとなり、いっぺんにハイデルベルクが気に入りました。その後1時間ほどかけて、フランクフルトへ戻り中央駅前で、19時前に解散となりました。 |
こうして最後の夜は、身も心も満腹で終えたのでありました。
8月18,19日 帰国
チェックアウト後、中央駅から予定の空港行Sバーンが事故?で止まっていたため、長距離列車ホームに移動して、超満員の列車で空港へたどり着きました。
その後、オーバーブッキング騒ぎもありましたが、少し遅れてルフトハンザ機は離陸し、翌朝セントレアへ着き、無事帰国できました。行き帰りの飛行機は一人ぼっちでしたが、現地では、中根さんはじめ多くの皆様のお世話になって、一生の思い出となる「夢のバイロイト詣」を終えることができ、感謝の気持ちで一杯です。